円安がさらに進んでいます。東京外国為替市場で、円相場は1ドル=148円90銭台まで下落しました。

アメリカで金融の引き締めが今後も続くとの見方から長期金利が上昇。一方、きのう日銀の植田総裁が大規模な金融緩和を継続する姿勢を示したことで日米の金利差がさらに拡大するとの見方が広がり、円を売る動きが強まっています。

鈴木財務大臣はさきほど、「過度な変動にはあらゆる選択肢を排除せず、適切な対応を取りたい」と述べて、市場をけん制しました。