長野県の南部、松川町の寺で、およそ7万本のヒガンバナが見頃を迎えています。

秋の彼岸を迎えた松川町の嶺岳寺(れいがくじ)。

境内では、燃えるようなヒガンバナの花が咲き誇っています。


住職が45年ほど前から境内に自生していた花を株分けして育て、今ではおよそ7万本に増えました。

今年は、暑さの影響で、例年よりも1週間ほど開花が遅れましたが、9月15日に花が開き、見頃を迎えました。

開花から10日が過ぎた25日は、気持ちの良い青空が広がり、県の内外から多くの人が訪れていました。

子ども:
「お花がいっぱいあってたのしかった」


横浜から:
「とてもきれいです。こんなに密な感じの赤いヒガンバナは初めて見たのでよかった」
「秋らしい気候が横浜とは違いますね。すがすがしい」


猛暑が続いた県内も朝晩は肌寒くなり、25日の最低気温はほとんんどの地点で平年を下回りました。

嶺岳寺のヒガンバナは今週末に満開を迎え、10月上旬まで楽しむことができるということです。