大会1日目の24日から競技が始まるフェンシング日本代表が23日、現地で練習を行った。今夜行われる開会式で日本選手団の旗手を務める江村美咲(24、立飛ホールディングス)は「旗手はとても光栄なことなので、日本代表としてしっかりと胸を張って堂々と歩きたいなと思います」と開会式での大役について語った。

女子サーブル世界選手権で2連覇中で金メダル候補の江村だが、現在は足にケガを抱えている状態で個人戦を回避する可能性もある。「コンディションは良くはない。足の痛みもあるので、個人戦は出場するかまだ迷っている」と話した。

また今年の世界選手権・男子フルーレ団体で金メダルを獲った松山恭助(26、JTB)、敷根崇裕(25、NEXUS FENCING CLUB)は24日に個人戦を迎える。

世界選手権・個人で銅メダルを獲得した松山は「世界選手権も良い形で終われたの
で、そのまま引き続き個人も団体もいい成績を残せるように頑張りたい。目標は金メダル」と意気込んだ。

敷根は「今回、結果がよくなく終わってしまうと、次のパリ五輪に支障が出るのかなと思うので、パリ五輪に向けて良い弾みにできればなと思う。(松山)恭ちゃんに負けたくないと(笑)」と1 歳年上の松山を笑わせる余裕もありつつ、来年行われるパリ五輪を見据えた。

男子フルーレ 日本時間24日10時~ 予選開始
女子サーブル 日本時間26日10時~ 予選開始