■第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(23日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
実業団対抗戦の男子100m決勝で東田旺洋(27、関彰商事)が10秒16(-0.0)で初優勝した。2018年以来5年ぶりの優勝を狙った日本記録保持者の山縣亮太(31、SEIKO)は10秒28で2位に終わった。
レース後、山縣は「優勝できなかったのは悔しいけど、まとめられたんじゃないかな。来年のパリ五輪の参加標準(10秒00)をどこかで切りたい」と話した。
予選で追い風参考ながら10秒08(+3.2)をマークした飯塚翔太(32、ミズノ)とアジア大会代表の桐生祥秀(27、日本生命)の2人は決勝を棄権した。
【男子100m 結果】
優勝 東田旺洋 10秒16
2位 山縣亮太 10秒28
3位 草野誓也 10秒38