脱炭素戦略として「水素輸出大国」を目指すオーストラリアで、トヨタ自動車が二酸化炭素を排出しない水素を燃料とした燃料電池車をアピールするイベントを行いました。

オーストラリア東部ブリスベンに、先月、設置されたばかりの水素ステーション。水素を充填するために現れたのは、トヨタの水素で走る燃料電池車「MIRAI」です。

一般のグレードでは、1回の水素充填でおよそ850キロ走行できるということです。

記者
「ガソリン車に比べて非常に加速が良いですね」

試乗会に参加した人
「この車は、炭素の排出を止めながら、オーストラリアでの長距離の移動を快適にできると思います」

豊富な資源を生かして国内で水素を製造、輸出国となることを目指すオーストラリアで、燃料電池車の今後の普及が注目されています。