「地域の皆さまには多大なるご心配ご迷惑をおかけいたしました。誠に申し訳ございません」
こうした中、発電所側は22日、住民らに対して説明会を開催しました。
午前の会では集まったおよそ60人に米子バイオマス発電所と出資する5つの会社の代表らが謝罪し、火災の状況や今後の対応について説明しました。

米子バイオマス発電所をめぐっては、5月と7月にも火災があり、半年の間に3回も火災が発生していて、住民からは怒りや不安の声が相次ぎました。

住民は
「発電所のそばに、こうやって地域があるんです。予防をしっかり考えていただかないと不安でたまりません」

「原因が分からないのに何が対応できるの?対処できるの?まずは原因を突き止めないと対処のしようがないでしょ」

「最高責任者って誰ですか?外的被害や人的被害はなかったけども、もしそれがあったときに、誰が対応して誰が決済するのか全く分からないです」

発電所側の説明によりますと、7月の火災については原因が明らかになっていますが、5月と9月の火災については、現在も原因が分かっていないということです。

また、住民からは、火災問題だけでなく、騒音や臭気問題についても対策を求める声が多く出ました。