長野市の8月の消費者物価は、食料品を中心に値上がりが続き、消費者物価指数は統計開始以来の最高を更新しました。

長野市の8月の消費者物価指数は、季節的な要因が大きい生鮮食品を除いた総合で前の月を0.4%上回る107.3となりました。

前年同月比では3.4%の上昇で、2021年8月以来、25か月連続で前の年の同じ月を上回っています。


県によりますと消費者物価指数はこのところ高い値で推移していて、8月は1970年の統計開始以来最高を更新しました。


特に上昇が目立ったのは、食料品で、牛乳や卵などの乳卵類が前年同月比で23.6%、菓子類が14.2%、弁当や冷凍食品などの調理食品も13.7%それぞれ値上がりしました。

記録的な上昇が続く消費者物価について県では、「原材料価格の上昇で食料品の値上げが予想されており、今後も状況を注視したい」としています。