北朝鮮メディアはロシア訪問を終え帰国した金正恩総書記が朝鮮労働党の会議でロシアとの関係発展に向け「建設的な措置」を指示したと報じました。

金総書記は今月6日間にわたりロシア極東を訪問、プーチン大統領と首脳会談を行ったほか軍事関連施設などを視察しました。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は22日、朝鮮労働党中央委員会の政治局会議が20日に開かれ、金総書記が出席したと報道。この中でロシア訪問について「朝ロ関係が新しい戦略的な高さに上がり、世界政治で根本的な変化が起きた」との報告がありました。

そして金総書記からはロシアとの関係を発展させるための「建設的な措置」を積極的に実行するよう指示があったということです。

詳しい内容は明らかになっていませんが、韓国統一省は「北朝鮮とロシアの具体的な協力策を模索したとみられる」としています。