鳥取県森林組合連合会 嶋沢和幸 代表理事会長
「林業経営という面では、厳しい状況です」

作業の機械化などコスト削減に取り組んではいますが、安い輸入材に国産材が押され、収入面では厳しいのが現状なのです。さらに…
鳥取県森林組合連合会 嶋沢和幸 代表理事会長
「林業の現場は労災事故が多いんです」
現場は常に危険と隣合わせ。林業における労働災害の件数は、全産業平均の約10倍と言われています。
鉄太さんの父 向井康二さん
「予測外のことが起きて対処できずにケガをしてしまったことがあります。やはり危ないですね」
こうした背景や山村地域の過疎化・高齢化などもあり、林業の担い手不足は大きな課題となっています。「日本伐木チャンピオンシップ」には、安全な伐木技術の習得はもちろん、林業の魅力を発信し担い手不足解消につなげる目的もあるのです。
将来は林業家になりたいと話す鉄太さん。厳しい環境と知りながら、なぜこの道を志したのでしょうか?