八代市の熊本総合病院が、出産の取り扱いをする産科婦人科を設置することが分かりました。

八代地域では熊本労災病院が来年3月に産科を休止するとしたことを受け、周産期医療の空白化が懸念されていました。

そのような状況で熊本総合病院は、このままでは八代地域の周産期医療の機能がはたせないとして今年6月頃、熊本大学病院から産科開設の打診を受けました。

熊本総合病院では今後、専門医を熊本大学病院から順次受け入れ、4月までには専門医5~6人の体制で産科婦人科の運用を目指しています。

熊本総合病院の島田病院長は「県南での周産期医療の空白ができないように、大学と連携し安心して子どもを産めるよう貢献していきたい」としています。