長野県内の今週のガソリン価格は、レギュラー、ハイオクとも2週連続で4円台の大幅な値下がりとなりました。


19日時点の県内のガソリンの平均小売価格は、レギュラーが1リットルあたり前の週より4.7円安い185.2円、ハイオクも同じく4.7円低い196.4円となりました。

また軽油も4.6円値下がりし、166.3円となり、いずれも2週連続して4円台の値下がりになりました。


レギュラーは5月下旬以来、9月5日時点まで16週連続で全国最高値となっていましたが、先週は全国5番目、今週は全国10番目まで下がっています。

阿部知事が「由々しき事態」と懸念を表明した「越県給油」。

隣県とのガソリン価格の差により、県境をまたいで給油する状況が見られますが、先週まで4円から8円程度高かった近隣の各県との価格差は、今週は3円から6円程度に圧縮されてきています。


値下がりは元売りに支給される政府の補助金が増額されたためで、調査を担当している石油情報センターでは、来週も、補助が増額されるため値下がりを予想しています。