ことし6月に新潟市内で落とし物の「現金800万円」が見つかり警察に届けられていましたが、3か月経っても持ち主が名乗り出なかったため、警察に届け出た拾い主に全額が渡されていたことが分かりました。
警察によりますと、現金800万円は今年6月5日に新潟市内の事業所の敷地内で発見され、その日のうちに警察に届けられていました。
警察が「落とし物」として保管する3か月の間、1人も「落とした」と申し出る人物は現れなかったため、今月7日になって拾い主に全額が渡されたということです。

新潟市市民税課によりますと、渡された現金は拾い主の“一時所得”とみなされ、800万円は所得税と住民税の課税対象となるということです。