土地取引の目安となる地価調査の結果が発表されました。宮崎県内では、依然、下落が続いていますが、下落率は縮小しています。
一方で、宮崎市青島は、地価の上昇率が顕著になっています。

地価調査は、今年7月1日時点での県内295地点を対象に行われたものです。

県によりますと、1平方メートルあたりの県の平均価格は、住宅地が2万4700円で全国38位、商業地が4万3200円で全国42位となりました。

どちらも地価の下落が続いていますが、下落率は3年連続でともに縮小しています。

最も価格の高い地点は、商業地が5年連続で宮崎市橘通西3丁目の「吉田ビル」で26万9000円、住宅地が33年連続で宮崎市神宮1丁目の10万2000円でした。

一方、この数年、県内外からの注目度が高い宮崎市青島は住宅地・商業地ともに地価の上昇率が初めてトップになりました。