東京は、15日も30℃を超える真夏日となりました。この暑さの影響で、スーパーの店頭に並ぶ野菜も、例年の9月とは様相が変わっています。
加藤シルビアキャスター:
野菜も暑さの影響を受けています。スーパーアキダイの秋葉弘道社長に聞きました。
まずは、夏野菜の代表・トマトですが、2倍近い値段になっているということです。「高温障害」で実が大きくならず、出荷の量も減っています。仕入れ価格は3倍になっています。
ピーマンは例年の1.5倍ほど。高温で表面の色が薄めの、普段は店頭に並ばないようなものまで出ているといいます。
一方でキャベツは少し値段が安くなっています。収穫量が多く、価格が下がってきているということです。
そして、サツマイモは平年並みの価格ですが、サイズが大きく流通量は安定しています。このまま季節が進めば、だんだん甘くなってくることが期待されています。

秋の味覚・秋ナスは、平年よりちょっと高い程度。秋葉社長によると、他の野菜に比べて影響は少なく、価格も現状より高くならないのではないかということでした。

日比麻音子キャスター:
旬(の野菜)も、ぐちゃぐちゃになってるところが増えてきました。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
変な話、あるものを食べるっていうことしかないのかなと。高いものを避けたとしても、新たなレシピとかで工夫してる方もいると思います。季節のものを食べたいですけれど。
井上貴博キャスター:
今年は紅葉も遅れていて、水不足と猛暑で、紅葉する前に葉っぱが落ちちゃうんじゃないかっておっしゃる専門家もいます。
森田正光気象予報士:
ありえない話ではないです。ただこれから秋雨の季節がやってくるとは思います。