保険金の不正請求問題を抱える中古車販売大手の「ビッグモーター」は、本店と本社機能を六本木ヒルズから移転すると発表しました。

ビッグモーターによりますと、10月1日付けで現在入居している東京・港区の六本木ヒルズから本店と本社の機能を移転するということです。

本店については、もともと保険部門が置かれている東京・多摩市の「多摩店」に移転し、本社機能については「多摩店」と横浜市にある「東神奈川店」に分散します。

ビッグモーターは合理化の一環で店舗の統廃合を進めていますが、本社の高額な家賃も経営の負担になっていて、固定費の削減が急務となっていました。

ビッグモーターは、移転の理由について「経営合理化を図るため」としています。