ロシアを訪問中の北朝鮮の金正恩総書記が極東の都市に到着、戦闘機などの製造工場の視察を始めたものとみられます。

タス通信などによりますと、金正恩総書記はけさ、ロシア極東のコムソモリスク・ナ・アムーレの駅に到着。

戦闘機を含む航空機工場に向かったとされ、視察を開始したものとみられます。

金総書記は今後、ウラジオストクに移動し、ロシア太平洋艦隊も視察する予定です。

金総書記とプーチン大統領との会談では、武器の供与についても協議されたとみられていますが、ウクライナ情報総局は「1か月半前には供与に関し、すべて合意されていた」として、すでに北朝鮮から砲弾が送られ始めていると指摘しました。

また、韓国政府高官は「北朝鮮が提供した何種類かの兵器が、ウクライナ侵攻で使われていたことは前々から確認していた」としています。