■天皇賜盃第92回日本学生陸上競技対校選手権・第2日(15日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)
大学生の日本一決定戦、日本インカレの男子100m決勝が行われ、アジア選手権覇者・栁田大輝(20、東洋大)は10秒18(+0.4)で初優勝を果たした。
栁田はスタートから飛び出すと、そのまま逃げ切った。レース後「今の自分では世界で通用しないということが身にしみてわかったのでアジア選手権優勝してどこか満足している部分もあったかなと思うので(10秒)02じゃ全然ダメだということを頭に叩き込んでもっと速くなれるように練習していきたいと思います」とコメント。
前回、優勝でアジア大会代表の宇野勝翔(22、順天堂大)は10秒37で5位。日本選手権7位の灰玉平侑吾(八戸学院大)50m過ぎで転倒、担架で運ばれトラックをあとにした。
200mのアジア王者・鵜澤飛羽(20、筑波大)も100mに出場。栁田と同組の準決勝で10秒35(+1.2)の4着に終わり敗退した。
優勝 栁田大輝(東洋大)10秒18
2位 大上直起(仙台大)10秒22
3位 山本匠真(広島大)10秒33