リニア工事をめぐるJR東海の「田代ダム案」について、静岡県の川勝平太知事は県の専門部会で検討する意向を示しました。

リニア工事に伴って出る水の「全量戻し」については、JR東海が「大井川上流の田代ダムで東京電力が取水している発電用の水量を抑えて、県外流出分と同じ量を大井川に還元する案」を示しています。

「田代ダム案」について、6月16日の静岡県議会で自民党会派の議員から問われた川勝知事は、「重要なのは流量に影響を与えないことなのでJR東海の提案を退ける必要はない」と答え、今後、静岡県の専門部会で田代ダム案を検討する意向を示しました。

一方で「全量戻しにはならない」という主張は繰り返していて、今後、田代ダム案の有効性が示されたとしても、それを水問題の解決と静岡県が判断するかは未知数です。