岩手県内の企業へのアンケート調査による7月から9月までの景況判断指数は、新型コロナの行動制限がなくなったことで飲食や宿泊を中心に上昇し、1年ぶりのプラスとなりました。

調査は財務省盛岡財務事務所が県内の100社を対象に行ったものです。景況感について、「上昇している」と答えた企業の割合から「下降している」とした企業の割合を引いた指数は5.3と、1年ぶりに「上昇」が「下降」を上回りました。
業種別に見ると、宿泊・飲食業で外国人旅行者やファミリー層の消費が増えています。

従業員数は製造業で改善がみられるものの、全産業では「不足気味」超幅が拡大しています。

景況の先行きについて盛岡財務事務所は、10月から12月は引き続き上昇で推移するとみています。