ソフトバンクグループ傘下で、イギリスの半導体設計大手アームがアメリカのナスダック市場に株式を上場しました。初めの取引価格は56ドル10セントとなり、時価総額で今年最大の新規株式公開となりました。

ナスダック市場に14日上場したアームは、半導体の設計図の開発を行っていて、世界のスマートフォン市場で多くのシェアを握っているとされています。

注目された初値は公開価格の51ドルを10%上回る56ドル10セントとなり、時価総額でおよそ570億ドル、日本円で8兆4000億円ほどと今年最大の新規株式公開となりました。

ソフトバンクグループは保有するアーム株式の1割ほどを売りに出しますが、上場後も大半を保有し続ける方針です。