スターティングメンバーは主将の古賀紗理那(26)、セッター関菜々巳(23)、島村春世(30)、内瀬戸真実(30)、井上愛里沙(27)、横田真未(24)、リベロは今大会初登場となる山岸あかね(31)を起用した。
ここまで5連勝と勢いに乗る日本は序盤、ブルガリアの好レシーブにスパイクを拾われ、リードを許す展開となった。しかし、リリーフサーバーで投入された、佐藤淑乃(20)、石川真佑(22)がそれぞれサービスエースを奪い、逆転に成功。25-20で第1セットを先取した。

第2セット、古賀、井上を中心に得点を重ねた日本は、意識している“12点先行”で、折り返した。さらに島村や内瀬戸などの多彩な攻撃で相手に的を絞らせなかった。圧巻だったのは平均身長が約10センチほど高いブルガリアを相手に3本のブロックを決め、2セットを連取した。
続く第3セットもセッター関の抜群のトスワークで古賀と井上が得点を重ねストレートで勝利。日本は唯一、6戦全勝で予選ラウンド1位にたっている。次戦は17日、タイと対戦する。

試合後眞鍋監督は「まずきょうは立ち上がりが良くなかったですね。中盤から終盤にかけてディフェンスと途中からサーブが少しずつ良くなったかなと思いますね。(6連勝は)若い選手が多いので勢いがありますね。明日から好調のタイ、中国とあたりますのでまずは明日の試合に集中したいと思います」と語った。
井上は「今日は出だしは良くなかったんですけど、1セット目の途中からリザーブで入ってきてくれた選手達がサーブで流れを作ってくれたと思いますし、2セット目以降はディフェンスの面で修正できたのが良かったと思います」とリザーブメンバーを労った。