交通渋滞の解消を目指す熊本市ですが、将来の交通網をどのようにしていくのでしょうか?熊本市は「公共交通に関するアンケート」を10月にも改めて実施する方針です。

熊本市が実施する予定の「公共交通に関する市民へのアンケート」は『市電の延伸と地域の交通課題』についてです。

そのうち市電の「健軍町電停~熊本市民病院」を繋ぐルートについて、一部区間を単線にした場合と複線のみの場合の事業費を、近く議会でそれぞれ示し、市民にその必要性を問うことにしています。

市電延伸のアンケートは2017年度にも実施されていて、その当時回答した市民のうち約75%が「延伸は必要」と答えていました。

(アンケートは2017年12月~2018年1月実施。回答数は2014件で、75%の1506件が「必要」。19%の388件が「必要ない」、6%が「わからない」と回答。)

しかし2019年3月。

坂田誠二 委員「一定の理解を得ることを解除条件とし当該(市電延伸)事業に関する予算の執行を一時凍結する」

「多額の財政負担を伴う重要課題が山積していて、市電の延伸には費用対効果など丁寧な説明が必要」として延伸に関する予算の執行が一時凍結されました。

そして半年がたった2019年9月30日。

予算決算委員会 澤田昌作 委員長「予算執行凍結は解除することとしました」

「予算執行の凍結解除」が決まって、さらに4年が経過。

延伸の事業費は3年前の試算で“約135億円”とされていますが、市は資材の高騰が続いていることなどから事業内容の変更も検討しなければならない状態に…。

熊本市は「市民が持続可能な公共交通のあり方について、考える機会にしてほしい」と話しています。