アフリカ北部・リビアで10日に発生した大雨による洪水で、死者6800人以上、行方不明者は1万人にのぼっているとみられます。国内では内乱が続いていて、被災地に支援が届くのか懸念されています。

「みんな、ダムが決壊するとは考えていませんでした」

アフリカのリビアで発生した、大雨による洪水。

地元ニュースのリポート
「まさしく大災害です。この街にとって大きな痛みです」

東部の町・デルナでの死者は、13日時点で、6800人を超えました。

住民
「ここにダムがあったんです。今は土になってしまいました」

10日、降った大雨で、2つのダムと、4つの橋が崩壊し、大量の水が、街に押し寄せてきたといいます。

日を追うごとに見えてきたのは、その被害の甚大さです。
ダムの周辺では、一面が水没し、街を分断するように、水が流れ込んでいることがわかります。

住民
「みんな、ダムが決壊するとは考えていませんでした」

街には、がれきや流木が流れ込み、収容できなかったのか、道路には遺体が並べられていました。

住民
「30人の家族が行方不明になっていて、まだ誰も見つかっていません」

行方不明者の数は、約1万人にのぼっているとみられていて、国際赤十字・赤新月社連盟は、「最終的な死者の数は膨大な数になる可能性がある」と指摘しています。