来日15年でも「漢字が難しかった」
「日の丸交通」では、外国人の二種免許取得のために研修や試験費用の負担をしているそうです。
「二種免許取得」のハードルについて、フランス出身の運転手・ミーエさんにお話を伺いました。
来日15年、配偶者は日本人だけど「試験問題にはルビがふってあるが、漢字が難しかった」50分で100問くらいあるということです。
「ひっかけ問題もあるので、何度も読み直さないといけない。5回目で合格しました」ということで、回数は「年に何回」など制限はないので、受けることはできます。
日の丸交通・採用部の古舘博幸部長によると「漢字の読み書き、回りくどい表現のハードルが高い。研修ではそこを重点的に教えています」ということです。

「問題文に英語を併記などの対応が必要」
例えばこんな問題です。
Q.歩行者の青信号、意味は「進め」である。マルかバツか?
A.正しくは「進むことができる」 ※道路交通法施行令第2条より
つまり「進むことができる」なので答えは「バツ」です。

小笠原亘キャスター:
ここのニュアンスが難しいということで、日の丸交通に運転手を増やすにはどうしたらいいのか伺いました。
・二種免許試験の問題文に英語を併記などの対応が必要
・一方、雇う側も社員教育や管理体制を整えなければならない
ということです。
