インドネシアで社会問題となっているのが“ごみの山”…。現地では住民による路上や海へのごみのポイ捨てが後を絶たず、環境の悪化が懸念されています。こうしたポイ捨てを防ぐには子どもの頃からのごみ問題に関心を持つことが重要なため、インドネシアの学校では日本の「環境モデル都市」に指定されている富山市を手本に、環境教育を行っています。12日は、インドネシアの教育者たちが富山市内の中学校を視察しました。その狙いとは…。

富山市の速星中学校には12日、インドネシアの教育長や教員、大学関係者ら19人が視察に訪れました。

これは、富山市をモデルにした環境教育の普及を図ろうとインドネシア教育振興会が企画したもので、途上国を支援するJICAとの共同事業です。

一行は今月10日から富山県内の小中学校などを視察していて速星中学校ではまず、給食の様子を見学しました。