救急病院の院長「若い人でも症状が長引く傾向も」 検査で7割以上が新型コロナ陽性に

小笠原 亘キャスター:
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行されて、4か月あまりが経過したわけなんですが、ここ最近、患者数が急増しています。
東京都の新型コロナウイルスの1医療機関あたりの患者数です。
第8波のピークだった▼2022年12月19日~25日は19.78人でしたが、2023年8月28日~9月3日は17.01人と迫っている状況になっています。※東京都保健医療局

現場はこのようになってます。埼玉・三芳町の「ふじみの救急病院」にお話を伺うと、発熱外来は1日に約150人~200人も訪れているそうです。検査を行うと、7割以上が新型コロナ陽性と判定されているという状況です。
その世代や症状についてです。
●世代は、20代~50代とやはり幅広いです。
●症状は、39℃超の発熱、咽頭痛、せき、鼻水などということです。
ふじみの救急病院 鹿野晃 院長
「症状については、個人差がある印象。若い人でも症状が長引く傾向もある」
数字上も現場もかなり増えているという認識です。
ホラン千秋キャスター:
松田さんは、この新型コロナウイルスの現状について、何か感じることなどございますか。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
僕が生活してる中で、増えてきてるという実感はしていなかったんです。なので数字を見て“こんなに今増えてたんだな”というふうに思ったところでしたね。
ホランキャスター:
医療機関はこのように様々な患者さんがいらっしゃるということですけれども、5類になってからわざわざ皆さん言わなくなったという面もあると思います。