アルコール濃度60%以上、引火すると爆発も
街の人:「水道とかに流しちゃだめなのかなとも思うので。頑張って使い切るかな」
「タオルにしみこませて捨てるとか、しれっと流しちゃうかですかね」
「古くなったら流してそのまま捨てちゃうかな」

記者:台所とかに捨てる?
街の人:「そうですね。多分そんな感じだと思います」
皆さん、軽く考えているようですが実はとても危ないことなのです。
富山市消防局予防課 森﨑学主査:「アルコールは消防法に定める危険物に該当します。蒸発しやすく小さな炎で引火しやすい特徴があります」

消毒液はアルコールの濃度が60%以上、引火すると爆発的に燃え広がります。
消防法上の「危険物」にあたるのです。

もしアルコール消毒液を流しに捨ててしまうと…。

富山市上下水道局給排水サービス課
金山英樹課長:「キッチンの流しなどから下水道に流されますと、排水管のなかで引火する可能性がありますので。下水道には流さないようお願いいたします」

下水管に揮発性の高いアルコールなどの物質が充満すると、何かの拍子で引火したり、爆発を起こしたりする危険性があるといいます。
水で薄めた場合やジェル状のものも同じです。
