仙台市議会の9月議会が開会し、1億8000万円あまりの一般会計補正予算案などが提出されました。7月の改選後、初めての定例議会で、会派は2つ増えて10会派となりました。
開会した仙台市の9月議会には、およそ1億8000万円の一般会計補正予算案や条例改正案など29の議案が提出されました。
補正予算案では、子育てを支援する外郭団体「仙台こども財団」の設立費用におよそ3000万円。震災などで校舎が損傷した蒲町中学校の仮設教室建設費などに1億5000万円が計上されています。また、窓口での印鑑証明申請で、マイナンバーカードが使えるようにする条例改正案も提出されました。
7月の改選後、初めてとなる市議会では、日本維新の会の5人による仙台維新など新たな会派も発足し、改選前より2つ多い10会派となりました。

議会では、相次ぐ不適切な事務処理や4病院の再編構想を巡り論戦が交わされます。