11日、ロシア大統領府は北朝鮮の金正恩総書記が近くロシアを訪問すると発表しました。4年半ぶり、2回目となる首脳会談が行われる見通しで、会談ではウクライナ侵攻を続けるロシアへの武器の供与についても話し合うものとみられます。
金総書記 プーチン氏と会談へ 両国の思惑は?
4年ぶり2回目の首脳会談が行われることになりました。

韓国のYTNは、北朝鮮の金正恩総書記が専用列車で北東の国境に向けてゆっくり移動していると、韓国政府高官の話として報じました。
金総書記の到着を待つロシア側は、国際会議「東方経済フォーラム」が13日まで開催されています。周辺では警察官のほか、私服の警備担当らが警戒する様子がうかがえました。

ロシア大統領府によりますと、金総書記がプーチン大統領の招待により数日以内にロシアを公式訪問すると発表しました。また、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は金総書記がロシア訪問中、プーチン氏と会談すると明らかにしました。
両国の思惑はどこにあるのでしょうか?
まず、ロシア側について専門家は…

防衛省防衛研究所 兵頭慎治氏
「ウクライナ戦争でロシア軍は砲弾や兵器が不足している事情がある。北朝鮮は旧ソ連製の砲弾を大量に備蓄している数少ない国なので、古いものだが背に腹はかえられない。北朝鮮からの供与を期待している」

週末、北朝鮮は建国75周年の祝賀式典に娘とともに出席する金総書記の映像を公開しました。その前日には、新たに建造された「戦術核攻撃潜水艦」の映像も公開。

北朝鮮 金正恩総書記
「我が海軍の武力にとって実に意味深い日だ」
式典では金総書記が演説し、半年ぶりとされる肉声が伝えられました。

今回の首脳会談、北朝鮮側の狙いは…
防衛省防衛研究所 兵頭慎治氏
「軍事偵察衛星や将来的な原子力潜水艦の建造に向けた潜水艦に関わる先端技術、こういうものをロシアから支援を得たいといわれている。双方の思惑が一致してウィンウィンの形で相互に協力しながら軍事技術協力を深めていく可能性が出てきた」














