地域のスポーツや奉仕活動を行う老人クラブの加入者の減少が続いています。

高齢者の福祉大会が開かれ、多くの高齢者と連携し仲間づくりの輪を広げる大会宣言が採択されました。

甲府市で開かれた大会には、県内の老人クラブの代表など約400人が参加しました。

会場では1年間で1割以上会員を増やしたクラブや、ひとり暮らしの高齢者の見守り活動を積極的にした人など、個人41人と12の団体が表彰されました。

地域のスポーツや奉仕活動などを行う県内の老人クラブの会員は約4万7500人で、定年の延長や高齢者の趣味の多様化によって加入率は5年連続で低下傾向にあります。

このため大会では幅広い世代で交流を深め、支え合う大会宣言を採択しました。

宣言:
『健康・友愛・奉仕』の活動を積極的に進め、多くの高齢者と連携し、仲間づくりの輪を広げよう

宣言には災害に備えた街づくりに積極的に協力することなども盛り込まれています。