味噌汁と天ぷらで、万能な秋の味覚「たもぎ茸」

続いては、あさぎり町にある『アスリー』。白い建物の中には、秋に食べたくなるものがあるそうです。

中に入ってみると、黄色い花のようなものが束になり棚に並んでいます。
一体何なのでしょうか?

アスリー 川谷彰紘さん「これは『たもぎ茸』というキノコです」

リポーター「キノコ!? 花かと思いました」

黄金に輝く花のようなキノコ「たもぎ茸」。北海道などの寒冷地だけに自生し、人工栽培も難しく「幻のキノコ」と呼ばれています。

リポーター「熊本で作られているのは?」

川谷さん「多分弊社だけです、今のところは」

温度や湿度などの管理に手間がかかるうえ、 収穫量も少なくデリケート。そのため大量流通が難しいという、貴重なキノコです。

多くは健康食品や化粧品などに使われています。栄養も豊富で、「免疫力を高める」「老化防止」といった効果も期待できると言われているそうですが。

とはいえ、気になるのは「たもぎ茸」の味ですよね。

川谷さん「だしキノコと言われているほど、豊富にだしが出ますので、 非常においしいです」

だしキノコの別名。なんだか期待が膨らみます。
試食の前に、今回特別に「たもぎ茸」を収穫させてもらいました。

リポーター「花ですよほら」

「たもぎ茸」は生と乾燥したもの、それぞれで販売しています。「だし」キノコの名前の通り、いろんな料理に活用できるんだとか。

まずは乾燥したものをインスタント味噌汁に砕いて入れ、 お湯をかけるだけの超簡単メニュー!

リポーター「うわ、うま!濃い目のだしがしっかり出てきますね。クセがないから、本当に何にでも合うんじゃないかと思います。香りがものすごく加わるので、御馳走になると思います」

続いては生のものをカラっと天ぷらに…。揚げていると、もう香ばしい香りが立ってきました。

揚げ時間は1分ほどがベスト。 塩でいただきます!

リポーター「うわ!すごい! ものすごい濃厚なうま味ですね。 とろみもあるような感じだし、 さっぱりしてますね、後味もですね。 たとえようがないです」

たもぎ茸はホームページのほか、予約をすれば施設でも購入でき、見学することも可能です。

川谷さん「新しい熊本の特産にしていきたいと思っているところ。ぜひみなさんに一度は、食べていただきたいですね」

リポーター「バツグンにおいしいのと、見た目が華やか、健康にも貢献してくれる。秋の食卓を彩るにはもってこいの、素晴らしい食材だと思いますよね」