■プロ野球 巨人 5ー0 中日(9日・東京ドーム)
4位・巨人は6位・中日に完封勝ち。チームは62勝61敗2分で貯金1となった。チームの完封勝ちは今季14試合目。
巨人先発は今季12試合目の登板となった菅野智之(33)。5回80球5安打無失点と好投したが、6回に入る直前にアクシデントで緊急降板。それでも味方がリードを守り、4勝目(6敗)を手にした。
菅野は初回、ヒットと四球で2死一・二塁とされるも無失点ピッチング。
打線は3回、相手先発の髙橋宏斗に対し、先頭の岡田悠希(23)が内野安打で出塁。送りバントで1死二塁のチャンスを作る。しかし1番・梶谷隆幸(35)が一ゴロ。2番・門脇誠(22)も左フライに倒れて、先制ならず。
直後の4回、菅野は先頭のカリステに三塁線を破るツーベースヒットを打たれるが、後続を抑えて無失点。続く5回にもピンチを招いたが、失点は許さず。
その裏、打線は先頭の大城卓三(30)がセンター前ヒットで出塁。続く吉川尚輝(28)が送って1死二塁とする。前の打席でヒットを打った岡田は三フライとなるが、9番・菅野がフルカウントからセカンド強襲のタイムリーヒットを打ち、1ー0と巨人が先制する。
しかし6回表に入る直前、菅野にアクシデントが発生。治療を受けるも、菅野はマウンドを降りた。2番手で船迫大雅(26)が緊急登板。船迫は先頭バッターに四球を与えるが、後続を抑えて無失点。
6回裏には、先頭の丸が16号ソロホームランをライトスタンドへ運んで、2ー0とリードを広げる。さらに四球と内野安打で無死一・二塁となったところで、中日は投手を交代。高橋に代わり、2番手で福敬登が登板した。
その後バントと申告敬遠で1死満塁と場面がかわり、中日は3番手で福谷浩司を投入。福は1球で降板した。福谷に対し、岡田の代打・萩尾匡也(22)は空振り三振。ここで中日は齋藤綱記をマウンドに送る。巨人も代打攻勢で、秋広優人(20)が登場。秋広はセンター前に2点タイムリーヒットを打ち、4ー0。
7回は3番手で菊地大稀(24)が登板し、ランナーを出すも無失点。
その裏、先頭の門脇誠が中日5番手・祖父江大輔からライトスタンドへ号ソロホームランを打ち、5ー0とリードを広げる。
8回に4番手で登板したバルドナード(30)は中日打線を三者凡退。
9回に登板した平内龍太(25)は1死からヒットを許すも、後続を抑えてゲームセット。