宮崎県宮崎市の加江田にあるホテルの浴槽などから、今年8月、基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されたことが分かりました。

また、このホテルでは、去年7月の水質検査でも基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されていましたが、市は報告を見落とし、必要な指導を行っていませんでした。

基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されたのは、宮崎市加江田のホテルAOSHIMA SUIKOENです。

市によりますと、今年8月29日に施設で実施された水質検査の結果、浴槽などから最大で基準値の13倍にあたるレジオネラ属菌が検出されたということです。

今のところ利用者からは健康被害の報告などはありませんが、施設では、8月29日から浴場の利用を停止しています。

また、市は、去年7月の水質検査で基準値を上回るレジオネラ属菌が検出されたとのFAXを施設から受けとっていましたが、報告を見落とし、必要な指導を行っていませんでした。