■MLB エンゼルス 3x-2 ガーディアンズ(日本時間8日、エンゼル・スタジアム)

右脇腹を痛めている大谷翔平(29)は本拠地で行われたガーディアンズ戦で、4試合連続のベンチスタートとなり、この日も最後まで出場機会はなく、4戦連続の欠場に。

エンゼルス(ア・リーグ西地区4位)はガーディアンズ(同中地区2位)との4連戦の初戦で、7回に2点先制されると直後に1点を返し、1点を追う9回に1死一・三塁から同点に追いつくと、2死満塁の場面でR.グリチェク(32)がタイムリーを放ちサヨナラ勝ちを収めた。チームは連敗を6で止め、65勝76敗で借金11。

大谷は試合前、グラウンドでウォーミングアップを行い、ダッシュなどで調整する姿も見られた。ネビン監督は「動きもスイングも良さそう、だが先発するにはまだ少し早い。後の方なら可能性はあるかも。先発復帰にはあと1日、2日かな」と話していたが、4試合ぶりの出場には至らなかった。

9月初勝利を挙げたチームだが、この日は故障者が続出する緊急事態に。試合前はM.モニアック外野手(25)が腰の張りで急きょスタメンから外れ、前日16号2ランを放ったL.レンヒーフォ(26)は「3番・右翼」で先発出場も、1回の打席の前に素振りした際に左腕を痛めたとみられ、代打にグリチェクが送られた。