福岡県内で死亡事故が急増していることを受け、警察は、事故防止のために取り締まりを強化しています。


◆スピード違反取り締まり


7日午後福岡市中央区笹丘の県道では、警察官がレーダー式のスピードメーターを使ってスピード違反の取り締まりを実施しました。この場所は9月4日、乗用車が交通標識に衝突し、乗っていた女性が亡くなった事故の現場から約50メートルのところです。


◆交通死亡事故  前年比すでに20人増加


警察によりますと、福岡県内では今年、9月5日までに交通事故で67人が死亡していて、去年の同じ時期と比べて20人増えています。


◆スピード出しすぎないで

中央警察署 交通第一課 今富康次課長


中央警察署交通企画課 松島浩司統括管理官
「スピードの出しすぎは重大事故に直結します。車を運転する方は、心にゆとりを持って安全運転をお願いします」

事故を防止するため、警察は9月30日まで県内全域で取り締まりを強化するということです。