9月4日に就任した盛岡市の内舘茂・新市長が7日、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地を訪れ、盛岡市での公式戦開催を球団に要望しました。

7日、内舘茂盛岡市長が訪れたのは、仙台市にある楽天モバイルパーク宮城です。
内舘市長は球場内で楽天野球団の森井誠之社長と面会し、来年度以降もプロ野球公式戦を盛岡市のきたぎんボールパークで継続して開催することを要請しました。
この中で内舘市長はプロ野球公式戦の岩手開催の意義について、未来の子どもたちに与える影響や地域の野球振興、にぎわい創出につながることを説明しました。
要望を受けた森井社長は次のように述べました。

(楽天野球団 森井誠之社長)
「どこよりも早く、今シーズン中に来ていただくということで、その思いも含めて、そしてまた市長の後ろにいらっしゃる市民の方、県民の方の熱い思いを全部背負って来ていただいたということで大変うれしく思います」

その後、内舘市長は楽天モバイルパーク内を視察し、全面天然芝で整備されているグラウンドを見学しました。

(内舘茂 盛岡市長)
「手ごたえを感じました。球場も見ましたけれども本当に素晴らしい球場で僕自身もいい気持ちです。私自身の熱い気持ちというよりは28万4000人の皆さんの気持ちを受け止めていただけることができたかなと思っています」

楽天野球団は、来年度以降も東北6県全域での公式戦開催を念頭に入れていて、きたぎんボールパークでの試合開催も前向きに検討するとしています。