内容虚偽の書類を作成したなどとして岩手県警は12日、県内の警察署に勤務する警察官3人を書類送検したと明らかにしました。

県警によりますと、県内の警察署に勤務する20代の男性巡査が、2024年11月から2025年3月までの間、猟銃などを所持する際の手続きで、申請者の親族への面接調査を実施していないにも関わらず、実施したとする虚偽の調査書を作成して手続きしたということです。また、40代の男性警部補と30代の男性巡査は共謀して、人身事故の捜査に伴う実況見分調書に虚偽の写真を添付し作成したとされています。3人は「業務多忙で早く仕事を終わらせたかった」などと話しているということです。
県警は3人を書類送検し、このうち2人を減給の処分にしました。20代の男性巡査は12日付けで依願退職しました。