「ひかえめじゃない」別の自分

このように分析しながらも、相反する自分にも気づいていました。

後藤アナ:
「このボディメイク大会っていうのは、もう全身さらけ出すような競技じゃないですか。それに出るっていうのは、矛盾してるようでもあり…、いや、本性はこっちなのかな。要はやっぱり、アピールしたい出たいっていう…。実際に大会に出てみて思ったのが、やっぱり負けたくないし、自分の体だけを見てくれって、ステージ上で思うんですね。多分、あの気持ちは、嘘偽りのないもの、僕の本当に思ってることだと思うんですよ」

8月27日、迎えた宮城県ボディ・フィットネス選手権大会の当日。
会場には、この日まで自分を追い込み続けた猛者達が集結しました。

後藤アナの心境は・・・。

後藤アナ:
「調子はかなりいいです。体調も良くて、きのうからご飯もたくさん食べて、体も元気なので、いいステージングができると思います。去年、かなりまわりの空気に飲まれたというのがあった。それを経験しているからこそ、自分のペースで臨めています」

会場はボディメイク大会独特の掛け声とともに、盛り上がり十分です。

ついに出番がやってきました。