去年、全国で自ら命を絶った子どもの数は514人。警察庁が統計を開始してから、初めて500人を超えました。子どもの自殺が増えるのは、夏休み明けの今の時期だと言われています。子どもたちの命を守るために周りの大人がすべきこと、そして子どもが大人に求めることはどんなことなのか。子どもの声に耳を傾けました。

いのちの電話・相談員「嫌がらせを受けて苦しい立場なのにわかってくれないんだね」

福島市にある電話相談センター・福島いのちの電話です。「死にたい」「助けてほしい」…悲痛な叫びが、1日40件ほど届きます。

社会福祉法人福島いのちの電話・三瓶弘次理事「こんなに苦しいんだったら楽になりたい、もういつ死んでもいい(といった声が届く)」