岡山県によりますと去年(2022年)、県内を訪れた観光客は約1499万人でした。前年から36.5%増え、コロナ前の88%まで回復しています。

岡山県観光課がまとめたもので去年、岡山県を訪れた観光客は1499万6000人でおととし(2021年)に比べ約400万人、率にして36.5%増加しました。コロナの感染が落ち着く中、JR各社と連携して行ったデスティネーションキャンペーンや瀬戸内国際芸術祭などの観光需要の喚起策により回復したとみています。

主な観光地では行動制限の緩和により、玉野市の深山公園の利用客が大幅に増えたことなどから、渋川周辺が最も多くなっています。観光客の消費額は1673億円で前の年に比べ47%余り増加しました。岡山県観光課ではインバウンド客の増加などで引き続き回復は続くと分析しています。