
市川養鶏場 市川昌志さん:
ちょっと見ていただくと、これがLサイズぐらいだとしたら一回りぐらい小さいような。本当だったらどのニワトリもこのぐらいのタマゴを平均して産まなければならない。同じニワトリなので。
ニワトリは夏場はストレスや水分をとりすぎることでエサを食べなくなり、需要が少なく価格も安い小さいサイズのタマゴを産む傾向があります。

例年は8月下旬から改善されますが、今年は残暑が厳しく今も小さなタマゴが多いということです。
市川養鶏場 市川昌志さん:
まだまだこの暑さ続くと思うと不安の方が大きいですね。

Mサイズは9月は1㎏285円です。ピーク時から下がったものの、去年1月からは130円以上値上がっています。
養鶏農家にとっては今の価格は経営を続けられるギリギリの水準でもあるのです。
市川養鶏場 市川昌志さん:
タマゴの価格が上がって儲かるみたいな笑い話で話しかけてくれる人がいたが、私からすればとんでもない話で。高くなった価格がようやく僕らが普通に生活できる利益。