『佐渡島の金山』の世界遺産登録を判断するユネスコの諮問機関イコモスの現地調査の終了を受けて新潟県の花角英世知事は「やれることは最大限やっていきたい」と意欲を示しました。
世界遺産登録を目指す『佐渡島(さど)の金山』には、8月下旬からユネスコの諮問機関・イコモスが7日間にわたって現地に入り、遺産の状況や保全方法などを調査しました。

花角知事は6日に開かれた定例会見で「無事に調査が終わりほっとしている」と話すとともに、来年に期待される世界遺産登録に向けて「やれることは最大限やっていきたい」と意欲を示しました。
【新潟県 花角英世知事】
「ユネスコ世界遺産会を構成するメンバー各国への説明とともに地元の意欲を伝えるという意味で、新潟県や佐渡市が直接お話をするのも効果的ということであれば考えたい」

詳細な時期は「未定」としつつ花角知事は、ユネスコの本部があるフランス・パリを年内にも訪問する方向で調整を進めています。