■高尾山名物を使った「フワフワピッツァ」に「足湯デザート」 疲れを癒す麓の人気店

絶景を満喫したところで、いざ下山。佐々木アナが選んだのは4号路です。

行きの1号路とは打って変わり、ブナやカエデなどが広がる細い山道が続きます。

佐々木アナ
「雨上がりなどは特に木の根の上ですとか、落ち葉の上もかなり滑りやすくなっています。重心を低めにゆっくり歩いていくのが下山のポイントです」

50分ほどで麓に到着しました。そこで立ち寄ったのが、「高尾山FuMotoYA」です。
下山してきたお客さんたちでいつも賑わう人気店です。この店一番の名物料理は、お客さんの7割が注文するという「とろろピッツァ(1870円)」です。


フワフワの生地の上に高尾山名物のとろろと生クリームを塗り、ベーコンとチーズを載せて焼き上げたここでしか食べられない一品です。
温泉卵を割っていただくそのお味は?

お客さん
「生地はすごいフワフワで美味しかったです」
「とても幸せな気分になりますね。他では味わえない味なので」

さらにこのお店で人気なのが、登山の疲れを癒してくれる「足湯」です。食事をしたお客さんは無料で利用できます。


また、足湯につかりながらデザートも味わうことができるんです。

お客さん
「冷たいジェラートで癒されながら足を温められていいですね。最高」

■夜8時に部屋中が真っ暗に⁉ 名店で味わう、きらびやかな景色と絶品料理

そして、高尾山に夜のとばりが降りる頃に訪れたのは、炭火焼きの名店「うかい鳥山」。
6000坪の敷地には「合掌造り」などの離れがあり、コロナ禍でも予約が殺到する大人気店です。

この時期のコースは、長野県のブランド鯉を使った「佐久鯉洗い」や、専用の焼き場で職人がじっくりと焼き上げた、解禁されたばかりの「あゆ塩焼」。
さらに、「朴葉」に味噌と牛肉を包んで香ばしく焼いた「特選和牛朴葉(ほおば)焼」に、自慢の炭火焼は静岡・御殿場の契約農場で育てられた極上の鶏肉です。
秘伝のタレに漬けたそのお味は。

佐々木アナ
「弾力もあって、噛めば噛むほどタレの旨味とお肉自体の甘みもどんどん増していく。たまらないですね」


静寂の空間で全7品の絶品料理を堪能することができます。


そして午後8時、全ての離れが真っ暗に!
すると目の前に現れたのは、庭園に広がるきらびやかな光。


光の正体は、夏の風物詩「ホタル」です。

うかい鳥山では、8月上旬までホタル観賞が楽しめるんです。20分間の至福の時間にお客さんは…

お客さん
「お星さまみたいで綺麗でした」
「美味しいものを食べた上に幻想的な風景を見られて、最高の1日ですね」

大自然の中で味わう絶品グルメ。みなさんも初夏の高尾山を堪能してみてはいかがですか?