厳しい残暑…ビールが特においしい季節が続く中、長野県長野市信州新町で、地域の特産を生かした新たなクラフトビールが誕生しました。

宮入キャスター: 「いただきます。すごくさわやかでふくよかな甘みがあるような…非常にフルーティですね、おいしい。実はこのビール、梅のビールなんです」

長野市信州新町の道の駅で9月2日に発売されたのは、特産の梅を使ったビールです。
道の駅では、地域の特産をPRし、農家のやりがいにつなげようと、5年ほど前から梅を使った商品開発に取り組み、これまでにワインや梅酒を販売しています。

開発を担当するのは高山隼さん。
第4弾として、去年から梅のビールの企画を温めてきました。

道の駅信州新町・高山隼さん: 「個人的にビール党だったりもするので、そこが勝手に背中を押したのかなという…。今回、長野みなみ風ビールさんとタッグを組ませていただいた。とんとん拍子に話が進みました」
長野市街地の中央通りにある「長野みなみ風ビール」。
信州らしい素材を生かしたオリジナルビールを店内で醸造しています。
長野みなみ風ビール・堀内睦巳さん: 「そばのビールです」
宮入キャスター: 「いただきます、すごく濃厚な深みのある香ばしさですね。ビール自体はさわやかなんですけど、そばがどっしりとしています、おいしい」
道の駅の高山さんからマスターの堀内睦巳さんに依頼があり、初めてとなる梅のビール作りに挑戦しました。

長野みなみ風ビール・堀内睦巳さん: 「やっぱり香りとウメの酸味ですよね。飲んだときにウメだねってわかってもらえないと意味がないので」
7月上旬に仕込み始めておよそ1か月。
先月、ついに商品が完成しました。

高山さんと堀内さん: 「こちらぜひ見てください」「おおーいいですね」「いやーすばらしいですね、感慨深いですね」「お客さんが喜んでくれるといいですね」
「UME―ALE(ウメエール)」は信州新町の道の駅で取り扱っているほか、「長野みなみ風ビール」でも今後、販売を予定しています。

道の駅信州新町・高山隼さん: 「ウメエールは、地域で梅を生産されている農家さんに向けて応援・励ましの意味を込めたエール、是非手に取っていただければと思います」















