浅川博仁記者:
止まらない円安の影響でラーメンの材料までもが高騰しています。
甲府市住吉のラーメン店は、円安の影響もあり、チャーシューなどに使うスペイン産の豚肉の仕入れ値が2割ほど上がっています。
さらに価格の優等生までも…

笛木店主:
モヤシも実は上がっちゃってて。2割ぐらい上がっちゃってるところですね。
モヤシの種となる緑豆は9割が中国からの輸入です。
中国国内での需要が増えたことや燃料費が高騰していることもあり、モヤシも2割ほど仕入れ値が上がっています。
これだけではありません…。
ラーメン1杯に使われているほぼ全ての材料の仕入れ値が円安やウクライナ情勢などの影響で上がってしまっています。

客:
1000円以上いくとやっぱり厳しいのかなって。1000円を超えると高いラーメンになってしまうのかなと思います。

客:
まぁ1000円以内ぐらいですかね。
店側は今の状況を耐え、価格を据え置く考えです。
龍麺ふえ郎 笛木竜店主:
1000円以上上げちゃいたいんだけどなーっていう本音ではあるんですけど、やっぱりラーメンというのは庶民の味方というか学生の味方でありたいなという気持ちがあるので、できるだけ(値上げはせず)頑張ろうとは思ってるんですけど。

パンやうどんに使用する小麦粉をはじめコーヒーやマーガリンなど生活に身近な食材が次々に値上がりしてます。
円安の影響も加わった食材の高騰。いつまで続くのでしょうか…?