韓国の情報機関は、ロシアのショイグ国防相が北朝鮮の金正恩総書記に対し、ロシアと中国、北朝鮮による合同軍事演習の実施を提案していたと明かにしました。

これは、韓国の情報機関「国家情報院」が国会で報告したものです。

それによりますと、ロシアのショイグ国防相が7月に北朝鮮を訪問し金正恩総書記と会談した際に、ロシアと中国、北朝鮮が合同軍事演習を行う提案をしました。

さらに、国家情報院は「北朝鮮が戦争をするなら長期戦は不可能であり、通常兵器と戦術核兵器を併用した短期戦に持ち込む意志が強い」とみているということです。

また、福島第一原発の処理水放出をめぐっては、北朝鮮が韓国国内の一部勢力に「“汚染水放流”に反対する活動をせよと指示を出し続けている」と明らかにしました。