松本市で開かれている音楽の祭典「OMF=セイジ・オザワ松本フェスティバル」。
2日のオーケストラコンサートには総監督の小澤征爾さんが姿を見せました。

万雷の拍手の中ステージに現われたのは、OMFの総監督で世界的指揮者の小澤征爾さん。

2日に行われたオーケストラコンサートのアンコールでのことでした。

「SKO」=サイトウ・キネン・オーケストラの文字が入った黒いTシャツに赤いスカーフとひざ掛けといういでたち。


タクトを振ったジョン・ウィリアムズさんと固い握手を交わし、観客の喝采に手を挙げて応えました。

観客:
「感動しました。皆さん総立ちで、拍手して、スタンディングオベーションで。感動はもう会場中あふれてました」
観客:
「小沢さんに会えたっていうのも嬉しいんですけれど、ジョンウィリアムズと小澤さんの友情、すごく感じました」

映画音楽の巨匠=ジョン・ウィリアムズさんが指揮を執った今回のオーケストラ公演。

OMF史上初めてチケットが抽選販売となり、倍率は14倍にのぼるなど大きな注目を集めました。


演奏会に行けなかった多くの人にも楽しんでもらおうと、3日には、前日のコンサートの模様を上映する、「スクリーンコンサート」を開催。

「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」など、おなじみの映画音楽の数々と演奏会の雰囲気をおよそ1,300人が堪能しました。

OMFは、6日の「子どものための音楽会」で閉幕します。