高校生剣士が躍動です。3日に福島市で開かれた全国の強豪校が集まる剣道大会で、聖光学院の男子が福島県勢として初優勝を果たしました。

3日に福島市で開かれた「登龍杯争奪全国高校選抜剣道大会」。東日本大震災からの復興を願って、震災の翌年から毎年開かれているもので、今年で12回目を迎えました。

大会には、韓国の3チームと全国から男女合わせて105チームが参加しました。

男子の部には、6月に開かれた東北大会の覇者・聖光学院が出場し、2年生主体となって初の大会に臨みました。

聖光学院・木戸匠主将「輝かしい先輩の背中があるので、自分たちもそこを目指して、そこを超えるようなチームになりたい」

初戦から盤石な戦いを見せる聖光。準決勝は、大将戦までもつれ込む接戦を制し、決勝へと駒を進めました。相手は、静岡の浜名高校です。

聖光学院の試合



決勝でも終始相手を圧倒した聖光。県勢として初の優勝を果たしました。

聖光学院・木戸主将「自分たちがこの結果にびっくりしている。結果は良かったが、まだまだ課題があるので、この大会をきっかけにさらに進歩できるようにこれからやっていきたい」

初優勝を果たした聖光学院


今年のインターハイを制した高校も出場した中での初優勝に、聖光学院の木戸主将は、「来年のインターハイで、去年のベスト16を上回る成績を目指して練習に励んでいきたい」と話していました。