視覚障害者の街中での活動を助ける「ナビレンス」というアプリを広く知ってもらおうという体験会がきょう(3日)岡山市で開かれました。

(アプリの音声)「5メートル先、エレベーター」
視覚障害者向けの音声案内アプリ「ナビレンス」です。
スマートフォンを専用コードに向けると、そこまでの距離や登録された情報が自動で読み上げられます。10数メートル先からでも読み取ることができ「街中での場所の案内に役立つのでは」と、神戸市などで導入されています。
きょうの体験会では視覚障害者らが実際にナビレンスを使い、その可能性を感じていました。

(体験会の参加者)「いいなと思います。大いに利用したいなと思います」
(岡山市視覚障害者協会 大賀淳会長)「スマホから情報がいくらでも入ってくるんです。そういう意味では視覚障害者には便利なアプリ」

導入には企業や行政の協力が必要で、体験会では商業施設や自治体の担当者にもアプリを紹介していました。