かつて、静岡市の駿府公園(現駿府城公園)内にあった静岡市立児童会館にいた一体のロボット「ロボンタ」。1980年のニュース映像をみると、来場者のボタン操作やリモコンで、いくつもの動きができ、登場当時は「最新鋭」でした。

しかし、1999年には犬型ロボットの「AIBO」が発売されました。「AIBO」は、伏せている姿勢から、素早く立ち上がることができました。翌2000年には、「ASIMO」が登場。ロボットが片足を交互に上げて、人間のように歩きはじめました。

こうしたロボットを目にするようになった時代のこどもからすると、児童会館の「ロボンタ」の重たそうな動きは、古くさく見えていたかもしれません。